『ちょっぴり楽しい明日のための即興演劇講座』6/8の記録

こんにちは +link の山田珠実です。 

6月8日のワークショプ「楽な呼吸、落ち着いたやり取り その2」にご参加下さったみなさん、ありがとうございました。

やったことのリストを残します。

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・前屈の実験 と 腕の脱力の練習

・ねにょろのペアワーク(水袋を揺らすように、相手の身体を揺らしてみる)

・肺回りストレッチ

・カパラバティの呼吸法

・身体を点でくっつけて行うカタチのシリトリ(ペアになって、1から10までを交互に数えながら) 

・輪になって音を立てずに紙を回すワーク 
・「触れる、触れられるところからはじまる即興の会話」(ペアになって役割交代しながら)
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今回は、身体をほぐしと呼吸の練習をたっぷり行いました。
身体に無駄な力みがなく重力とバランスして安定していれば、呼吸は楽。身体と呼吸が安定していれば、焦りや、不安、興奮などが起こった時、高速空回りする感情に自分自身が巻き込まれないですむ気がしています。あちこちする心の動きを意識で捉えて、手綱をつけておけるというか、、、。
 
日常では、あんまり冷静なのも面白味に欠けるし、ちょっとした心の癖やスキも人の魅力のうち!と気楽に思っています。
ただ同時に、そうはいっても、ココゾという時だけは、どっしりしと、落ち着いた意識で、状況とやり取りしたい、、、、とも思う訳です。
 
 私にとっては、即興演劇のワークは 「ココゾ!」という時の意識の使い方の練習にもってこい。
 即興演劇では、先のことが予測できないという不安定さ緊張が同時にあるので「どうしよう!?」という焦りに心が巻き込まれやすい。相手が見えなくなりやすい。でも、焦らずに「さて、はて、どういたしましょうね。」と落ち着いてやり取りできた時、相手の言葉と身体を感じ続けることが出来た時は、ちょっとした達成感もあり、嬉しいのです。
 
さて、今回。
最後のペアワーク「触れる、触れられるところからの即興」では、確かにみんなの身体がゆったりとして、他者や環境に開いていたように思います。他のチームのシーンを見ていて、その流れに一緒に乗っていける、自然な感じがしました。
私もペアワークに参加して、自分でも相手を感覚し続けながら、おちついてやり取りできたので「よしよし、まずまず」。
欲を出せば、「もうちょっと頓知が利いたことが言えたらいいのに〜〜」とか、つい、思っちゃいますが、そういう狙い方をすると「今、此処」にいることから離れちゃう(とマサコッティは言う)ので、「これで、良いのだ。」と納得。
「ちょっぴり楽しい明日」に生かせますように。
 
次回は 7月21日(日)(12時45分〜)
8月24日(土)(16時〜)
9月15日(日)(12時45分〜)と続きます。
 
ではまた。